Overwatchは、最初の一歩がかなり難しいゲームだと思います。

ヒーローは多く、タンク、ダメージ、サポートというロールごとに役割も違います。さらに、同じロールの中でもヒーローごとの立ち回りは大きく変わります。

「好きなヒーローを使えばいい」と言われても、そもそもどのヒーローを好きになればいいのか、どのロールから始めればいいのか、最初はわからない人も多いはずです。

私たちがOverwatch診断を作った大きな理由のひとつは、初心者が迷わずOverwatchを始められる入口を作りたかったからです。

もちろん、すでにOverwatchを遊んでいる人にも、自分のプレイスタイルを知って楽しんでもらいたいと思っています。

ただ、それと同じくらい、これからOverwatchを始める人や、始めたばかりで何をすればいいかわからない人にとって、「まずはここから触ってみよう」と思えるきっかけになってほしいと考えています。

Overwatchの適性は、一言では決めきれない

Overwatchでは、単にエイムが上手いかどうかだけで適性が決まるわけではありません。

もちろん、エイムやキャラクター操作の上手さは大切です。ですが、それ以上に「どのタイミングで前に出るのか」「味方とどう合わせるのか」「敵の動きをどう見るのか」「自分は試合の中でどんな役割を担うのか」といった判断が、勝敗に大きく関わってきます。

だからこそ、Overwatchのロール適性やヒーロー適性は、簡単な一言では決めきれないものだと考えています。

「あなたはタンク向きです」「あなたはダメージ向きです」「あなたに合うヒーローはこのキャラです」と結果が出るだけでも、診断としては楽しいと思います。

友達と結果を見せ合ったり、自分の好きなキャラが出て盛り上がったりするだけでも、十分に遊べるコンテンツになります。

ただ、Overwatchというゲームの面白さは、もう少し深いところにあると思っています。

同じタンク向きの人でも、前に出て敵の近くで戦うのが得意な人もいれば、少し後ろから味方の動きを見て戦線を安定させるのが得意な人もいます。

同じダメージ向きの人でも、正面から安定して火力を出すのが得意な人と、裏取りや奇襲で試合を壊すのが得意な人では、プレイスタイルが大きく違います。

サポートも同じです。味方を安定させることが得意な人もいれば、自分からテンポを作って試合を動かすことが得意な人もいます。

そういった違いまで見える診断を作りたいと思ったことが、このサイトを作ったきっかけです。

「なぜそうなるのか」まで見える診断にしたかった

Overwatchをプレイしていると、「自分はなぜか最初に倒されやすい」「キルを取りに行きたいのに上手くいかない」「タンクをやると苦しい」「サポートをやると何を優先すればいいかわからない」といった悩みが出てきます。

しかし、同じ悩みに見えても、その原因は人によって違います。

たとえば、最初に倒されやすい人がいたとしても、単純に前に出すぎているだけとは限りません。

味方の準備が整う前に仕掛けているのかもしれません。敵の動きを見ずに入っているのかもしれません。あるいは、自分が作ったチャンスを味方が使える形にできていないのかもしれません。

同じ「死にやすい」でも、原因はまったく違います。

「キルを取りたい」という気持ちも同じです。

自分で試合を動かしたいタイプなのか、味方が作ったチャンスを確実に取り切るタイプなのか、敵の裏を取って混乱を作りたいタイプなのかによって、向いているロールやヒーローは変わります。

だから、この診断では「あなたはこのロールです」「あなたはこのヒーローです」で終わらせるのではなく、その人がどういう判断をしやすいのか、どんな場面で強みが出やすいのかまで見えるようにしたいと考えました。

タイプ診断とヒーロー診断について

Overwatch診断には、「タイプ診断」と「ヒーロー診断」があります。

タイプ診断では、自分がOverwatchの試合中にどういう判断をしやすいプレイヤーなのかを見ることができます。

このタイプ診断では、F/B、G/T、A/I、L/Rという4つの軸をもとに、プレイヤーの傾向を16タイプに分類しています。

F/Bは、Front / Back の軸です。

Front は、前に出て、敵の近くで戦うのが好きな傾向です。Back は、少し後ろや安全な場所から、味方を支えたり敵を狙ったりする傾向です。

G/Tは、Aggro / Stable の軸です。

Aggro は、自分から攻めて、敵を下がらせたい傾向です。Stable は、無理に攻めず、倒されにくさや落ち着いた判断を大事にする傾向です。

A/Iは、Macro / Micro の軸です。

Macro は、味方全体、目標地点、アルティメット状況など、広い視点で考える傾向です。Micro は、目の前の敵との戦い、自分の操作、撃ち合いを重視する傾向です。

L/Rは、Lead / React の軸です。

Lead は、自分から動いて、試合の流れや勝負所を作る傾向です。React は、味方や敵の動きを見て、その場で合わせるのが得意な傾向です。

この4つの軸の組み合わせによって、自分のプレイスタイルの傾向や、タンク、ダメージ、サポートのどのロールに向いているのかを見ることができます。

つまり、タイプ診断は単なる性格診断ではありません。

Overwatchをプレイする中で、自分がどんな判断をしやすいのか、どんな役割で強みが出やすいのか、どんなロールが合いやすいのかを知るための診断です。

ヒーロー診断では、その人の考え方や動き方に合いやすいヒーローを見つけることができます。

Overwatchはヒーローごとの個性がとても強いゲームなので、同じロールの中でも向き不向きが大きく分かれます。

そのため、タイプ診断でロール適性を見たうえで、ヒーロー診断では「そのロールの中で、どのヒーローが自分に合いやすいのか」を見つけられるようにしたいと考えました。

ただ「あなたはこのキャラです」と出すだけではなく、自分がなぜそのヒーローに向いているのか、どんな動き方と相性がいいのかを考えるきっかけになる診断を目指しています。

16タイプでプレイスタイルを見る

タイプ診断では、プレイヤーの傾向を16タイプに分けています。

Overwatchの適性は、単に「前に出たいか」「後ろで支えたいか」だけでは決まりません。

前に出るのが好きな人でも、自分から攻めて敵を下がらせたいタイプなのか、前に出ながらも倒されにくさを大事にするタイプなのかで、向いているロールやヒーローは変わります。

後ろから見るのが好きな人でも、味方全体や目標地点を見て試合を組み立てるタイプなのか、目の前の敵との撃ち合いや操作精度を重視するタイプなのかで、プレイスタイルは大きく変わります。

さらに、自分から動いて試合の流れを作りたい人もいれば、味方や敵の動きを見て、その場で合わせることが得意な人もいます。

同じタンク適性が高い人でも、タイプによって結果は大きく変わります。

前線で敵の注意を受けながら味方の動きやすい状況を作るタイプもいれば、敵の形が崩れた瞬間に一気に入って試合を壊すタイプもいます。

味方を守りながら戦線を安定させるタイプもいれば、敵の動きを読んで先にポジションを取るタイプもいます。

「タンク向き」という一言だけでは、ラインハルトが得意な人、ウィンストンが得意な人、シグマが得意な人の違いまでは見えてきません。

ダメージも同じです。ソルジャーのように安定して火力を出すのが得意な人と、ゲンジやトレーサーのようにタイミングを見て刺すのが得意な人では、同じダメージでも必要な考え方が違います。

サポートも、アナやバティストのように戦況を見て支えるヒーローと、ルシオやジュノのようにテンポを動かすヒーローでは、プレイ中に見ているものが違います。

私たちが作りたかったのは、そういう違いまでちゃんと見える診断です。

ヒーロー診断は特に苦労しました

ヒーロー診断は、このサイトの中でも特に作るのが大変でした。

Overwatchのヒーローは、同じロールの中でも役割がまったく違います。

同じタンクでも、ラインハルト、ウィンストン、シグマ、D.Vaでは、求められる判断も、得意な展開も、味方に与える影響も大きく違います。

同じダメージでも、ソルジャーのように安定して火力を出すヒーローと、トレーサーやゲンジのようにタイミングを見て刺すヒーローでは、必要な考え方がまったく違います。

サポートも同じで、アナやバティストのように戦況を見て支えるヒーローと、ルシオやジュノのように試合のテンポを動かすヒーローでは、プレイ中に見ているものが違います。

だから、ヒーロー診断は単純な点数式だけでは難しいと感じました。

そこで、私たちは決定木式のヒーロー診断を作りました。

決定木式というのは、いくつかの質問に答えていく中で、その人のプレイスタイルに合う方向へ分岐していく診断です。

たとえば、「前に出たいか、後ろから見たいか」だけで決めるのではなく、その前への出方が、自分から敵を下がらせたいのか、味方の動きに合わせて前に出たいのか、目の前の敵との戦いを重視するのか、試合全体を見ながら動きたいのかといった細かい違いまで見ていきます。

この設計にはかなり時間がかかりました。

Overwatchのヒーロー適性は、ランク帯やプレイ経験によって感じ方が大きく変わります。

高ランクの人から見ると「このヒーローはこういう役割だよね」と感じるものでも、カジュアルに遊んでいる人からすると「そこまで難しく考えていない」と感じることがあります。

逆に、カジュアル層に合わせすぎると、Overwatchを深く理解している人から見たときに、診断結果に違和感が出ます。

そのため、いろいろな視点で考えました。

海外のプロや解説者の考え方を参考にしつつ、実際の高ランクプレイヤーの意見も聞きながら、それでもカジュアル層が診断したときに違和感が出すぎないように調整しました。

ガチ勢だけが納得する診断でもなく、初心者向けに浅くしすぎた診断でもなく、Overwatchを好きな人が見たときにちゃんと納得できて、でも難しすぎないラインを目指しました。

ここが、このOverwatch診断で一番こだわった部分かもしれません。

初心者が迷わず始められる入口にしたい

この診断は、Overwatchをすでにプレイしている人に、自分のプレイスタイルを知って楽しんでもらうためでもあります。

「自分ってこういう考え方をしていたんだ」とか、「だからこのロールが好きなんだ」とか、「このヒーローが合うと言われるのは少しわかるかも」といったように、今までなんとなく感覚でやっていたことを、言葉にして見えるようにしたいと思って作りました。

ですが、それと同じくらい、初心者の人にも使ってほしいと思っています。

Overwatchは、最初に何をしたらいいかわかりにくいゲームです。

ヒーローが多く、ロールごとに役割も違い、試合の流れも速いため、初めて触る人ほど「結局、何を選べばいいのか」「何を意識すればいいのか」で迷いやすいと思います。

だから、この診断がそういう人にとっての最初の一歩になればいいなと思っています。

最初から完璧に理解する必要はありません。

ただ、「自分はこういう動き方が合いやすいんだ」とか、「まずはこのロールから触ってみよう」とか、「このヒーローなら始めやすいかもしれない」と思えるだけでも、Overwatchへの入り方はかなり楽になると思います。

この診断を通して、初心者が迷わずにOverwatchを始められるようになってほしい。

そして、最初の一歩でつまずかずに、Overwatchの面白さまで届いてほしい。

そういう気持ちで、このサイトを作っています。

診断結果は、正解ではなく入口

もちろん、診断なので絶対ではありません。

診断結果がすべて正しいというより、自分のプレイスタイルを見直すきっかけとして使ってほしいと思っています。

「自分はこういう場面で強いんだ」とか、「だからこのロールをやると気持ちいいんだ」とか、「逆にここを意識すればもっと勝てるかもしれない」といったように、Overwatchを考える入口になれば十分です。

エンタメとして楽しんでもらってもいいですし、友達と結果を見せ合って盛り上がってもらってもいいです。

そのうえで、ロール選び、ヒーロー選び、立ち回りの改善につながるものになれば、とても嬉しいです。

自分がどのロールに向いているのか知りたい人。

なぜかいつも同じような負け方をする人。

タンク、ダメージ、サポートのどれを練習するか迷っている人。

自分に合うヒーローや、考え方の傾向を知りたい人。

Overwatchを始めたばかりで、まず何から触ればいいかわからない人。

そういう人に、このOverwatch診断を使ってもらえたら嬉しいです。

診断結果が出たら、自分のタイプやおすすめされたロール、ヒーローをぜひ見てみてください。

そして、結果を見て「わかる」「ちょっと違うかも」「友達にもやらせたい」と思ったら、SNSなどで共有してもらえると嬉しいです。

この診断が、Overwatchをもっと楽しむためのきっかけになれば幸いです。